金額:年額 78万円
年齢:50代 女性
仕事:無職
制度:国民年金
相談時の状況
胸にしこりがあり定期的に検査を受けていましたが、乳がんと確定診断されました。部分切除手術を受けた際に、全摘手術を勧められましたが、決心がつかず病院を変えて温存治療を選択していました。経過観察を受けながら治療を続けていましたが、数年後のペット検査で肺やリンパ、骨、肝臓にも転移が分かりました。仕事ができなくなり実家に戻り、障害年金を請求しましたが不支給になりました。その後、脳にも転移が見つかりました。なんとか障害年金を請求できないかと相談にみえました。
社労士による見解
全身に転移があり倦怠感が強く、一日の8割は自宅で横になって過ごしている状態でした。脳にできた腫瘍の影響で、四肢の筋力が低下し、日常生活にも支障が出ており、余命宣告もありました。直ぐに不支給の時の請求書類を一式取り寄せ、症状に合った診断書の作成を依頼し、事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約78万円を受給することができました。