金額:年額 724,750円(障碍者特例による定額部分の増額分)
年齢:60歳代 男性 (Eさん)
仕事:無職
制度:厚生年金
父の葬儀や相続で親族間での意見の食い違いから心労が絶えない時に、仕事上でも下請け会社の製品不良が問題になり精神的に苦しい日々が続いていました。書類の内容が全く頭に入らなくなり、脳に異常があるのではないかと不安になって脳神経外科を受診しましたが、精神的なことが原因ではないかと言われ、精神科を受診するようになりました。60歳で退職し特別支給の老齢年金を受給していました。障害年金の受給ができないかと相談にみえました。
プロの目線からチェック!:
面談時の聞き取りから①退職して特別支給の老齢年金を受給していたため障害特例を利用できる②障害の等級によっては障害年金と老齢年金(障害者特例)の多い方を選択できる③一人では外出できない状態であり、日常生活には多くの場面で奥様の援助が必要なことから障害年金の受給が可能だと判断し申請を行いました。