状況：

残業は多めでしたが、特にトラブルがあったわけではありませんでした。ある日突然、身支度をして仕事に出掛けようとしても体が動かなくなりました。産業医からはうつ病だと言われ、薬を飲みながら様子をみていましたが、休職と復職を繰り返し、3回目の休職でこれ以上は無理だと判断され退職になりました。次の仕事に就く気力もなく、将来の不安もあって相談にみえました。

プロの目線からチェック！：

Tさんは①うつ病がきっかけで20年近く働いていた会社を退職し、②再就職の気力もないようでした。経済的にも余裕がなく、年金の受給が必要だと判断しました。初診が産業医によるものだったため、所属していた勤務先に問い合わせて初診日を調査し、障害年金を申請しました。