直腸がん(人工肛門)で障害基礎年金2級を受給したケース
金額:年額 779,300円
年齢:40代 女性(Aさん)
仕事:無職
制度:国民年金
状況:
Aさんは前々から血便がでていましたが、あまり気にしていませんでした。血便がひどくなったことをきっかけに病院を受診し、大腸がんと診断され、人工肛門設置手術を受けました。年金事務所に障害年金について尋ねると「人工肛門は3級だから初診日に厚生年金に加入していない人はもらえない」と説明を受けていました。その後、大腸がんは肝臓へ転移し、抗がん剤治療により体調は悪化する一方でした。何とかならないかと相談にみえました。
プロの目線からチェック!:
人工肛門設置は障害年金3級相当でが、Aさんの場合は①がんが転移している②抗がん剤治療により日常生活に支障が出ていることから、2級相当に該当する可能性がありました。主治医には、症状や日常生活の支障について詳しく説明して診断書を書いてもらいました。無事に障害基礎年金2級を受給することが出来ました。
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